国内でパンケーキが注目され始めたのは2008年、オーストラリア発、“世界一の朝食”と呼ばれた「bills」の上陸からとされる。その2年後、カルチャー発信地・原宿にハワイ発の「Eggs’n things」がオープン、ちょうどその頃はインスタグラムの流行とも重なり、“映える”パンケーキは瞬く間に若者を中心に拡散を見せ、現在や首都圏を中心とする各地に個性的なパンケーキがお目見えしている。
熊本県にもいくつかのパンケーキ専門店が軒を連ねる中、6月20日、ゆめタウン光の森のフードコート内に、『ELK NEW YORK BRUNCH』(https://cafe-elk.com/)がオープンした。
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『ELK NEW YORK BRUNCH』(エルク ニューヨーク ブランチ、以下、ELK)の代名詞、パンケーキは生クリームやフルーツでデコレートされたスイーツ系と、チーズフォンデュやスパイシーカレーなどと合わせるミール系がある。人気は旬のフルーツを贅沢にあしらう『季節の国産フルーツパンケーキ』で、今の時期はメロンがテーマのパンケーキが味わえる。
ELKのパンケーキの特徴は、何と言っても、その「ふわふわ感」で、「提供から2分前後の状態が、特徴のふわふわ感が際立っていて、インスタ用の撮影チャンス(ELKスタッフ)」という。
同店ではパフェ風に仕立てる、トッピング自在のポップサンデー(アイスクリーム+パンケーキ)や、バーガーなどのフードメニューも揃え、幅広い客層を受け入れる。
幅広い客層を獲得するべく、今回の九州初出店はフードコートが熊本最大級の1000席に増築リニューアルされた、ゆめタウン光の森に。集客力の高い郊外型のショッピングモールから、県内への波及を仕掛けていく。
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ELKブランドを手掛けるサクラブルーコーポレーション(https://sakura-blue.co.jp/)は、西日本を中心に各種の“行列のできるパンケーキ店”をはじめ、さまざまな飲食店をプロデュース。パンケーキだけでなく、タピオカの人気店も抱えている。
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パンケーキの発祥は、海外の朝食に由来する。一方で、日本でパンケーキと聞くと、まずは間食(デザート)としてのイメージも浮かんでくる。
朝食なのか、間食なのか-。
ELKのメニューのバラエティと、店舗が入居するゆめタウン光の森フードコートのオープン時間(10時~)から考えると、ELK NEW YORK “BRUNCH”の名の示す通り、「遅めの朝食=ブランチ」の立ち寄りから始めてみるのも良いかもしれない。
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投稿:2019年6月21日(金)