城下のカフェで、カレーとアートと、ソフトクリーム
年始は加藤神社への参拝、春には花見、秋には紅葉など、一年を通じて県内外からの来訪者の多い熊本城。城下に広がる観光拠点「城彩苑」で唯一、2Fデッキに佇むカフェが「茶房 櫻ン坂(さぼう・さくらんざか)」。
県外からも来訪のあるスポットでは、やはりご当地モノが人気。
同カフェの地産メニューの中で、珈琲などのドリンク以外でもっとも出数の多い食事メニューが「熊本県産和牛あか牛カレー」。
提携する階下のビュッフェレストランのメニューとして、熟練の調理人が10種類のスパイスを数時間、あか牛がトロトロに溶け込むほどじっくり煮込んだカレーを、同カフェで少々アレンジしたうえで提供される。
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同カフェの店名は想像できる通り、“さくら”の名所とされる熊本城に続く“坂”の下という立地に由来する。
一昨年3月から販売、通年で提供するテイクアウトメニューに「桜塩ソフト」がある。パリパリ食感の桜色のフィアンティーヌと、モチモチの桜餅を、天草の塩を使用した甘じょっぱいソフトクリームにトッピングした同店オリジナルのソフトクリーム。
トッピングもなく価格も安い、真っ白な「塩ソフト」も販売しているが、海外からの来訪客はほぼ100%、桜塩ソフトのほうを注文するという。映える桜色と、“日本と言えば、桜”のご当地イメージもあるのかもしれない。
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“ギャラリー喫茶”としての顔も持つ同カフェでは、今年1月22日(カレーの日)から、県内在住の若いクリエイターによる熊本の海をテーマとしたレジン(液体樹脂×油絵)のアート作品が展示されている。
ちなみに、カレーとレジンアートには何も関係はなく、「たまたま重なっただけ(同カフェ店員)」。
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【茶房 櫻ン坂(さぼう・さくらんざか)】
[住所]熊本市中央区二の丸1-1-2
[営業]平日:11:00 ~ 17:00/土日祝:10:00 ~ 17:00
[定休]なし
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投稿:2020年1月26日(日)
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