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熊本市内4月「#おうち」事情/“こだわり派”向け不動産物件サイトへのアクセスは月間5~10万PV★

上田 洋平さん/ウエダ不動産事ム所(合同会社PLONSTERS)代表・宅地建物取引士 

 

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-4月以降、不要不急の外出や店舗の営業に自粛が求められ、「#おうち」がキーワードとなる日々に。多くの人が自宅で過ごす時間の長くなった生活の中で、「#おうち」を「移ろう」、「買おう」という、新しい意識は生じたのだろうか-。熊本市内で賃貸、分譲を問わず、幅広い不動産物件の仲介を生業とするウエダ不動産事ム所・代表の上田氏によると、引っ越しや売買など不動産物件に関する「問い合わせ」の件数は平時とあまり変化はなかったという。

 

「自宅でいつも以上にパソコンやスマートフォンをご覧になっているからか、先月の4月も、お問い合わせの数自体はコンスタントにいただいていました。ただし、そこから先が進行しない。当然お客様からも『コロナが落ち着いたら相談に伺います』。うちでは、実質的に進行する案件は通常に比べて1割くらいになりました」

 


-外出自粛ムードがさらに強まる頃になると、同事務所では従来まで受け付けたことのない相談が増えた。

 

「お問い合わせをいただく中身が、家賃の減額交渉、また、既存のお住まいから退去の相談に。実は、うちでは今までこうした相談をお受けした事例はほとんどありませんでしたので……直面している社会の現実を、お客様からの相談からも体感し、痛感しています」

 

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-5月半ば過ぎ、熊本でも状況が緩和されつつあるが、不動産を取り巻く状況は、少なくとも同事務所の周りでは変わらない。

 

「ステイホーム期間は、自宅に籠ろうという意味と同時に、今のお住まいに居続けよう、残らざるを得ない、といった意識がむしろ強まった傾向もあるかもしれません」★★★🌸★★★🌸★★★🌸★★★🌸★★★

-ウエダ不動産事ム所は今年で設立3年目。他の業者が扱わない、“こだわり派”向けの物件を主商品とする。

 

「例えば職場との距離や家賃など譲れない絶対条件があって、あとは『とにかく住めれば良い』というお客様の場合は、大手の業者さんを訪ねていただいた方が物件は見つかると思います。僕は……数字以上に何か尖ったこだわりのあるお客様に対し、そのこだわりにとことん付き添っていきたい」

 

 

-上田氏が運営する、こだわり派向けの物件を載せるWEBサイト「あんぐら不動産」は月間5~10万ものPVがあり、不動産業界のサイトとしては異例の閲覧数を誇る。

 

「それだけ、お住まいにこだわりのあるお客様が多いこと、また、そんな情報を集めているサイトがないことを表しているのでしょう」
「こだわり派のペルソナ……少なくとも僕のお客様では、30~40代のファミリー層が中心。賃貸でお探しの場合、家賃で8~9万円、広さは60㎡程度がお求めになるミドルゾーンのような気がします」

 

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“こだわり派”向け物件例①/写真提供:ウエダ不動産事ム所

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“こだわり派”向け物件例②/写真提供:ウエダ不動産事ム所

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“こだわり派”向け物件例③/写真提供:ウエダ不動産事ム所

-戸建ての場合、こだわり派の意向も以前は新築が主流であったが、最近増えているのが既存物件を改装するリノベーション。

 

「市内の場合……もちろん程度にもよりますが、新築とリノベーションの価格差はほとんどありません。新築かリノベーションか、という選択ではなく、どこにこだわるか、次第ですね。どちらも相場はおおよそ、今は3,000万円前後でしょうか」

 

-建築業者に引き継いだ後も、新築物件であれ、リノベーション物件であれ、上田氏は可能な限り工事現場に足を運ぶ。

 

「建築の途中って、大なり小なり、『あれ?』というドラマも起こり得ますから(苦笑)。僕は一応、紹介して終わりではなくて、お客様のこだわりが形になっていく過程も見届けたいんです」

 

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★★★🌸★★★🌸★★★🌸★★★🌸★★★

-「不動産屋らしくない不動産屋」、「不動産屋らしくないのに一番頼りになる。面白くてカッコいい不動産屋」が、同事務所の、そして上田氏のポリシー。

 

「今回の状況下でも再認識したのですが、『住む』ということは決してなくなるものではない。うちも売上は当然落ち込んでいますけれど、今がどん底だと思えば、あとは上がっていく、元に戻っていくだけと。一生なくならない、必ず過ごす時間が必要な『住む』という場所には、僕はこだわってほしいですし、そんなこだわりに応えてくれる不動産さんって……多くはありません。だから僕は、そこを目指していく」

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-こだわり派に向く独特の考え方は、事務所内にも表れている。事務所を正面から入り、すぐ目の前に拡がるのが、バッグや小物のスイス発のブランド「FREITAG」。不動産業よりも、同ブランドの販売先として最初に訪ねてくるお客様もあるという。

 

「廃棄されるはずだったトラックの幌やシートベルトなどの廃材を利用している製品で、価値のないものを価値のあるものに変えることでオンリーワンにする、という考え方に共感。うちで販売代行を請け負うことにしました。不動産屋らしくないでしょう(笑)」

「こだわりのおうちで過ごすときは、こだわりのグッズにも囲まれてほしいと思いますし」

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-新しい生活様式が求められていく今後、「#おうち」にも、新しいこだわりが生まれてくるかもしれない。

 

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【上田 洋平(うえだ・ようへい)】
1977年10月15日、熊本市出身
http://www.plonsters.com/

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投稿:2020年5月27日(水)

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